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2016年12月18日日曜日

ロシアの家庭でロシアンティー!

こんにちは。

先週、ロシア人の友人宅にお招きされ、ロシアの家庭料理をごちそうになりました。ちなみに友人はすでに結婚されていて、夫婦ともに日本語を勉強していて、お二人には日本語会話クラブと言うもので知り合いました。今回はそこで頂いたロシアンティーについて少し紹介します。


 とりあえずはじめにみんなでブリヌイを焼きました。ブリヌイはロシアのクレープのようなものです。ジャムやはちみつ、スメタナ(ロシアのサワークリーム)などをつけて食べますクレープと違うところは、おやつだけでなく、チーズや鮭、いくらなどを包んで前菜として食べることもあるということです。
 今回はジャム、はちみつ、スメタナ、牛乳ジャム(牛乳に砂糖を加えて煮込んで濃縮したもの)とブリヌイでロシアンティーをたしなみなした。ロシアンティーと言うと、紅茶にジャムを入れたものを想像するかもしれませんが、本場ではそのようなことはしません(笑)基本的にジャム等を口に含んでその後紅茶を飲む感じであったり、このように甘いお菓子やブリヌイと一緒にたしなみます。紅茶の入れ方も日本とは違います。はじめに熱いお湯で濃く紅茶をだして、その濃い紅茶をティーカップに注いで、それに更にお湯を注いで好みの濃さにして飲むといって感じです。ロシアのお茶にはこれ以外、特別難しい作法はなく基本的に自由に楽しむのが良いのだとか。
 ちなみにロシア語でお茶は「чай(チャイ)」と呼びます。語源は中国語の「茶(チャ)」が語源です。ちなみに日本語の「茶」も中国語が語源です。中国の広東語や北京語では茶を「チャ」と発音していて茶が陸路で運ばれていった東欧、西アジア、東アジアではほとんど「チャ」に近い発音で呼ぶようになったそうです。中国の南方では茶を「テェー」と発音していて、西ヨーロッパでは中国南方から海路で茶が伝わったため「テェー」に近い発音で呼ばれるそうです。英語の「tea」もそうですよね。お茶に関して中国は偉大ですね。


次回は今回いただいたロシアの家庭料理について紹介します。






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