このブログを検索

2016年12月8日木曜日

ロシア(東欧)の変わった食べ物 サーロ


こんにちは。
先日、ウラジオストクにある大型スーパーに行ってこんなものを買ってきました(写真左)。



ウクライナの伝統料理『サーロ』(ロシア語:сало)です。
ちなみに右はルームメイトのお父さんお手製です。
やはり、ルームメイトのお父さんお手製のもののほうがだんぜんに美味しかったです。


一体サーロはどういうものかというと、端的に言えば

脂の塊です。

豚脂の塊を塩漬け等して味付けし長期保存できるようにしたものです。しかし、これが意外に悪くない。噛んでいるとどんどん口の中で溶け出して不思議な感じでした。ロシアでは一般的に、そのままパンと食べたり、ウォッカなどお酒のツマミにしたりするそうです。もちろん脂の塊なので超高カロリーですし、あまり食べると気持ち悪くなります(笑)



ウクライナの伝統料理とは言いましたが、ウクライナだけでなく東欧地域でよく食べられます。ただウクライナでは、かつて、パンと並ぶ主食の1つであったレベル(今は前菜としてよく食べるそうです)、ウクライナの人たちはめちゃくちゃサーロを食べます。農村部やかつては戦争に向かうコサック(ウクライナ、南ロシアの軍事共同体)たちの貴重なカロリー源として重宝されていたそうです。

中国人留学生の友人が油の代わりにサーロをつかってチャーハンつくるとめっちゃうまいよ!と言っていました。いつかつくってみたいですね!


0 件のコメント:

コメントを投稿