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2017年6月13日火曜日

ウラジオストクで中国ビール飲み比べ!

こんにちは!
今回はウラジオストクで中国ビールの飲み比べをしたいと思います。中国からも近く、中国人もおおく住んでいるこの街では、スーパー等で簡単に中国ビールをかうことができます。極東連邦大学の中国語学科の子たちと中国ビールを飲んでみようということではじめました。そして今回ビールも彼らが選びました。

そして今回購入したのがこちら

おいっ!三種類だけかい!!
まあ、買いにいってもらったのであまり文句は言えませんが(笑)

さてでは商品紹介
左から

・哈爾浜(ハルビン)ビール 小麦王
 中国売上4位、名前の通り黒竜江省哈爾浜市に本社があり、この会社中国のビール会社では
 最も古い会社です。ウラジオストクではこのビールが中国ビールとして最もポピュラーです。
 実は会社を設立したのはロシア人だそうです。

・青島(チンタオ)ビール
 日本では中国ビールといえばこのビールが一番有名な気がします。青島がドイツの租借地で
 あった頃にドイツ人がビールを製造し始めたのが始まりです。第一次世界大戦後の
 ベルサイユ条約にて大日本麦酒(後に分裂し現在のアサヒやサッポロ、エビスになります)
 の一部となった時代もあります。

・嶗山(ラオシャン)ビール
 青島ビールのブランドの一つです。青島の郊外にある嶗山という山の麓の工場で製造している
 そうです。

ではでは、干杯(ガンペイ)!

哈爾浜(ハルビン)ビール 小麦王
「小麦王」というだけありなかなか香ばしい、三種類の中では一番味が濃く感じた気がしました。とはいえ日本のビールほどの濃さではありませんが。
なかなかコクが有り美味しかったです。

青島(チンタオ)ビール
こちらもまあまあのコク味が深くまろやかですが、苦味もそこまで強くありません。このビールもいいですねえ。

嶗山(ラオシャン)ビール
普通の青島ビールと比べて少し苦味があるようにも感じましたが、すごくあっさり飲めましたね。美味しかったです。

実は今回飲んだもの以外にもウラジオストクには中国ビールがまだありますし、もちろん中国にはもっとたくさんあります。いつか中国へ渡り色んな中国ビールを飲んでみたいです。



2017年6月8日木曜日

ソ連グッズの飾ってあるお店に行ってみた

こんにちは!

 今回はウラジオストクにあるオシャレな通りアドミラーラ・フォーキナ(ロシア語:Адмирала Фокина)通りにあるカフェ・バー Chkalov にいってみました!
ここは内装がなかなかおもしろく、ソ連時代に発行された本や使われていたカメラなど、ソ連時代のものが飾ってあります。自由に手にとって見て良いようです。
 「子供の百科事典(ロシア語:Детская Энциклопедия)」なるものを見つけたので手にとって見てみました。百科事典の内容がこちら


全然「子供」向けじゃねぇ!!
日本の理系大学生レベルの内容...
実際ソ連の教育レベルや識字率はかなり高かったようです。レーニンが新聞による共産主義イデオロギーの拡大を重視し、また、教育レベルの低い国に発展は望めない、ソ連の工業力を上げるために教育は必要不可欠と力を入れたそうです。
にしてもこれは本当に「子供」が読んで理解していたのだろうか...


  さてさてバーに来たのだからお酒を飲まなければ、とメニューをみたのですがここにも面白いものが...。


ウォッカ 50ml   100  ルーブル 
     500ml   1100  ルーブル

ええぇっ!?
なんで量が多いと10%も値上がりするの!?
普通量が多いほうが安くなるでしょ!?
ロシア人の子たちと一緒にこのお店に来ていたのですが、ロシアではなぜだかこういうことがまれにあるそうです。当たり前ですけど、皆さん飲む際には値段をちゃんと確認しましょうね。「ボトルで注文したほうが安いでしょ!」と思い込まないように。ちなみにこのようにボトルの方が値段の高いお店を僕はウラジオストクでもう二件見つけました。



2017年5月11日木曜日

ウラジオストクの日本料理店?

こんにちは

今回はウラジオストクの中央広場から数分程度の距離にある日本料理店?「Точка суши(トーチカ スシ)」に行ってきました。夜に行ったのでバーのようになっていました。


外観をみて、ここの第一印象は
いや、これ日本って言うより
中国やん!!
まあ海外ではたまにあることですよね(笑)よそから見れば中国や日本、韓国なんてみんな同じように見えるんでしょうかね?僕もロシア人に東欧の国の文化や建物の違いがわかるかと聞かれると正直答えれませんし...



とりあえず日本酒があったので頼んでみました。ちなみに日本酒はロシア語で「саке サケ」で通じます。ロシアでもサケは人気です(ロシア人はアルコールならなんでも好きそう(笑))。他にも日本のアサヒビールも人気で、ウラジオストクでなら意外に色んなお店で出されています。ちなみにここでサケをちゅうもんしたら熱燗が出てきました!寒いロシアでこれはうれしい!わかってる!!
でもなんでおちょこじゃなくショットグラスなんだ!!しかも味がうすい気がする。。。



刺し身も注文しました。すごく立派な盛り付け!たこ、いか、まぐろを頼みましたが、これは本物の刺し身でしたね。すぐ近くが日本海ですし、新鮮な魚介がとれるのでしょうね。本当に美味しかった!わさびもがりもついてる!わかってるねえ!!
でもなんでわさびが甘いんだ!!



色々ツッコミどころはあり、どこか一歩惜しいのですが、美味しいお店でした。外国で日本の文化を発見できるのはうれしいですね。
それでは、また!


2017年5月8日月曜日

ロシアの冬の遊び


こんにちは!

しばらく忙しくてなかなかブログの方を更新できませんでしたが、また再開しようと思います。さて季節は5月、ロシアでも桜やたんぽぽが咲き始め春の訪れを感じます。
が、ごめんなさいm(_ _)m 発信したいロシアの情報がまだまだ溜まっているので、今回はロシアの冬の遊びについて紹介したいと思います!!!

日本で冬の遊びといえば、スキー・スノーボード、アイススケート、雪合戦、雪だるま、雪の多い地域ではかまくら作りもといったところでしょうか。ロシアでももちろんこれらのものは楽しまれています。ロシアは寒いとはいえ乾燥している地域が多いので日本の豪雪地帯ほど雪が降るところは珍しく、かまくら作りは僕は今シーズンウラジオストクでは見ませんでした。ロシアではこれらの日本のあそびに加え、犬ぞりや、チューブ滑り(日本でも北海道では遊ばれているそうです)などをするそうです。残念ながら僕は犬ぞりは体験しませんでしたが、チューブ滑りは体験してきました!



浮き輪のようなもの(チューブ)に座り斜面をただただひたすら滑るという遊びです(笑)
思っていた以上のスピード感(少し怖いくらい)でかなり楽しかったです!斜面が波打っているせいでチューブが2、3度、宙に浮きました。最後のUターンでは5、6メートルある斜面を登りました。なかなかエキサイティングでしたね(笑)日本でもスノーチューブは買えるので雪の降った日などに遊んでみでください。平坦な道をソリのように紐で引っ張ってもらうだけでも楽しいです!

チューブ滑りはちゃんとした施設がないとおこなうのは難しく危険すが、もう1つ日本でもできそうな雪遊びをロシアで見つけてきました。それがこちら、


翼を広げた天使のシルエットをつくる遊びです!
やり方はいたってシンプル。雪の上に仰向けで転がり手足をバタバタするだけ!これなら日本でも雪の積もった日にできますね!みなさんも機会があればぜひやってみてください!

それではまた!


2017年3月8日水曜日

ロシアのお祭り マースレニッツァ!!

こんにちは

 今回はロシアの冬の終わりの行事マースレニッツァについて紹介します。マースレニッツァは毎年2月末頃に一週間おこなわれます。大斎期と呼ばれるキリストの苦難を思い起こすために断食や節制に努める期間の前に行われます。この期間は乳製品も食べられないので、その前のマースレニッツァでたくさんのバターや牛乳、ケフィア(ロシアの発酵させた牛乳、ヨーグルトに近い)を使ってブリヌイ(ロシアのクレープのようなもの)を食べようということらしいです。また大きく丸いブリヌイは昔から太陽の象徴とされ、マースレニッツァの一週間でたくさんのブリヌイを食べれば食べるほど早く春が訪れると言われているそうです。昔はカカシを作って燃やしたり様々な儀式的な催しがあったようですが、今ではブリヌイをたくさん食べて冬の終わり春の訪れを祝うだけで、その後の大斎期の断食もそれほど厳しくやらない人がほとんどだそうです。

 ちなみに僕も友達に誘われブリヌイを大量に作って食べました!


 はちみつやズグションカ(сгущёнка)と呼ばれる牛乳ジャム(練乳みたいなものです)、友人のお母さんお手製のジャム等でいただきました。甘いブリヌイと一緒に紅茶をいただくのがロシアンティーの定番。本当に美味しかったです。のんびりとした幸せなひとときでしたぁ〜(^_^)

 マースレニッツァがおわり、3月に入るとロシアはもう春です。とは言えロシアで一番暖かいと言われる地域の1つ、ウラジオストクでさえ3月はじめは最高気温は0℃前後(笑)。ヤクーツク等シベリア内陸部では最高気温−10℃前後...(笑)長く厳しい冬が続くこの国の人々にとって春の訪れはすごく喜ばしいことです。僕もめちゃくちゃ嬉しいです(笑)


2017年3月6日月曜日

ウラジオストク 太平洋艦隊戦争史博物館

こんにちは!

 今回は祖国防衛の日に訪れたもう一つの場所、太平洋艦隊戦争史博物館(Военно-исторический музей Тихоокеанского флота)について紹介します。
 場所はスヴェトランスカヤ通り(ул.Светланская, 66)66番、黄金橋をくぐって少し歩いたところにあります。広場から博物館のほうへ向かう途中に大祖国戦争の火が灯された記念碑があります。僕が訪れたのがたまたま祖国防衛の日でしたので、そここにはたくさんのカーネーションが捧げられていました。博物館の手前にはたくさんの大砲がおいてあります。要塞博物館と同じくこちらの大砲もだいたい操縦できます。観光客はもちろん地元の人達も子供と散歩がてら遊びによってくる人もおおいようです。
ウラジオストクは街の至る所にこのような大砲が置かれていたり、博物館も多く面白い街だと思います。
 さて話が少しそれましたが博物館の方はと言うと...
 なかなかのものでした。特にここの博物館はほかのところと比べ旗の展示が多いように感じました。このように壁が真っ赤に。ナチスドイツの旗も展示されていたり、赤軍募集のポスターや、日露戦争の絵画もありました。日露戦争の絵画は日本がフルボッコにされてましたね。日本の授業で教えてもらう歴史とは少し違う、ロシアから見た日露戦争が垣間見えて興味深かったです。日本製の銃や、日本刀が展示されていたのも興味深かったですね。結構な量の展示でしたが入館料は学生割引で100ルーブル(190円程度)でした。ウラジオストクは博物館等の入館料入場料がやすいのが本当に魅力的ですね。




2017年3月5日日曜日

祖国防衛の日

こんにちは

 日本では女性が男性にプレゼントをする日としてバレンタインデーがありますよね。ロシアでも最近になって2月14日のバレンタインを祝うようになってようですが、ロシアではこの日は男性からでも女性からでもどちらからでもプレゼントを渡して良いそうです。それとは別にロシアには女性が男性にプレゼントをする日があります。それが「祖国防衛の日(день защитника Отечества)」です。
 祖国防衛の日は第一次世界大戦で、ロシアで最初の労働者と農民からなる赤軍が結成されたのを記念した日です。結成後ソ連赤軍はドイツ軍との戦いに勝利し、はじめは「赤軍の日」と名付けられ、軍人さん等祖国の防衛に携わった男性を中心に祝われていましたが、その後改名され「陸軍記念日」となり、さらにソ連崩壊後「祖国防衛の日」となり、今日ではすべての男性を祝う日となりました。日本では母の日にカーネーションをプレゼントしますが、ロシアではこの日に男性にカーネーションをプレゼントするのが定番です。

 この日はロシア各地で様々なイベントが行われます。もちろんウラジオストクでも...




 広場に戦車等があつめられ、多くの人で賑わっていました。戦車の運転席に乗ったり、エンジンをかけてもらうこともできました。広場では軍による無料の炊き出しも行われていて香ばしい匂いがしていました。炊き出し専用の車両のようなもがでていました。僕も炊き出しを食べたかったのですがものすごい列だったので断念しました。

 次回はこの日訪れた太平洋艦隊の戦争史博物館について紹介します。それではまたノシ