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2016年10月17日月曜日

やっぱりすごかったロシアのお酒事情!

こんにちは

皆さんは「ロシア」と言えば何を想像しますか?
美女?
マトリョーシカ?
ボルシチ?
色々あるとは思いますが、ロシアを語る上でやっぱりこれは外せませんよね!『酒』!!今日はロシアのお酒事情について書きたいと思います。


ロシアの代表的なお酒といえばウォッカ。
こちらウラジオストクのとあるスーパーの写真
の棚はほとんどウォッカで埋まってます(笑)
さすがロシア、ウォッカってこんなに種類あったんだなーと思いました。ちなみにワインやビールはもっとありました。お店の1/5か1/4くらいお酒のコーナーの気がします(笑)でも実は一人あたりのアルコール消費量は世界21位(2014年WHO調べ)。以外に低いんですね。かつては世界最多のアルコール消費量を誇っていました。女性がたくさんお酒を飲むのは、ロシアではあまり良く思われないようで、女性はそこまで飲まない人が多いそうです。それも要因としてはあるかもしれませんがもっと大きな要因があるんです。それは後ほど。
日本と比べ物にならないくらいウォッカがありますが、意外かもしれませんが、今ロシアではウォッカよりビールやウイスキーが最近は人気らしいです。ウォッカより安価ですし、近年ロシアのビールの味が格段に良くなったそうです。

さらにロシアのビールについてもう一つ。
ロシアでは2011年までビールはお酒として扱われていませんでした!
なんと10%未満のものはお酒として扱われていなかったのです!
なのでもちろん10%以下のビールはただの麦ジュース(笑)子供でも普通に飲んでOKでした。ビール中ジョッキ一杯で酔うような人間がいる日本では考えられない(笑)
ただ、いくらビールの度数が(ロシア人的に)低くても大量に飲めばそりゃ酔います。そうやって未成年の飲酒事故(飲酒扱いにならないので、正確には酔っ払い事故?)が多いのが問題となり2010年にビールの税率を二倍にしました。しかし、それでも収まらなかったので、とうとう2011年にお酒の基準をアルコール度数0.5%以上にし、キオスク(街中にある売店、日本の自販機並にいたるところにあります。)でのビールの販売を禁止したそうです。近年ロシアでシェアを大きく伸ばしていたビール業界は大きな打撃を受けます。これが今のロシアのお酒の消費量が世界21位いにまで落ち込んだ大きな理由の1つです。
実は、ビールにシェアを奪われていたウォッカ業者がこれ(ビール消費を抑えるために)に関わっているという話も聞きます。

様々な陰謀があるとは言え年間50万人が飲酒絡みで亡くなっていると言われる国です。これで改善されるといいですね!

それでは、また!

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